イベント用ポスターの作り方|おしゃれなデザイン制作のコツも解説!

こんにちは!パネルプラス(株式会社TMF)です。

「イベントの告知ポスターを、インパクトのあるおしゃれなデザインにしたい」
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回は、イベント用ポスターの作り方や、自分でデザインする場合のポイントを解説します。
最後までご覧になれば、イベント告知に役立つ印象的なポスターを作るコツもわかります。

イベントを成功に導くインパクト抜群のポスター作成のため、
ぜひ本コラムを参考にしてください。

イベント用ポスターの作り方|自社制作と外部委託を比較

イイベント用ポスターのデザインは、自社制作またはデザイン会社に外部委託する方法があります。
ノウハウの蓄積やデザイナー育成など将来性を考えると、自社制作がよい選択です。

一方、規模の大きなイベントでクオリティの高いポスターを制作したい場合は、
外部委託の方が安定した作品が仕上がります。

ここでは、自社制作と外部委託のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

  • 自社制作|デザインにこだわりが盛り込める
  • 外部委託|クオリティの高いデザインに仕上がる

どちらが自社の目的に合っているか、比較検討したうえで決めましょう。

自社制作|デザインにこだわりが盛り込める

自社制作には、次のメリット・デメリットがあります。

メリット・デザインにこだわりが盛り込める
・コストを抑えられる
・ノウハウが社内に蓄積できる
デメリット・凝ったデザインは難しい場合がある
・デザインの質にばらつきが出やすい
・デザインができる人材が必要

自社で制作する場合、運営の想いをデザインに込められるため、
イベントへの情熱や愛情が伝わりやすくなります。

一方のデメリットは、デザインの品質確保が難しい点です。

外部委託|クオリティの高いデザインに仕上がる

外部委託には、次のメリット・デメリットがあります。

メリット・デザインの質が安定する
・社内リソースをほかの業務に回せる
・デザイナーを採用
・育成する必要がない
デメリット・コストがかかる
・細かいニュアンスにすれ違いが生じる恐れがある
・画一的なデザインになりやすい

外部委託はプロに任せられるため、ハイレベルで安定した作品が得られます。
ただし、外部に任せる分、コストがかかるのは避けられません。

イベント用ポスターの制作で知っておきたい4つのポイント

イベント用ポスターを制作する際のポイントとして、次の4つを紹介します。

  1. 目的・テーマを明確にする
  2. ターゲットを具体的に決める
  3. イベントに適したサイズを選択する
  4. オリジナリティあふれるキャッチコピーにする

制作の基本となるポイントを把握しておくと、
ポスター制作のコツやターゲットを魅了するポスターに仕上げる方法も理解できます。
一つずつ詳しくみていきましょう。

1.目的・テーマを明確にする

まず、ポスターの目的・テーマを決めるのが大切です。

目的とテーマが明確になるとイベントのイメージがわき、
主催者側自身もアピールポイントが把握できます。

イベントの基本情報も、事前に具体的な内容を決めておきましょう。
ポスターを目にした方がイベントに興味を持った場合、
日時や場所といった基本情報をもとに参加を検討するためです。

一例として、次の項目があげられます。

  • イベント名
  • 内容
  • 日時
  • 開催場所
  • 参加費

ターゲットの目に触れやすいポスターを制作するために、
事前に「目的・テーマ」を明確に設定する必要があります。
目的とテーマから「基本情報」を定めましょう。

2.ターゲットを具体的に決める

次に、ターゲットを決めましょう。
例えば、親子向けのイベントであれば、以下の工夫が必要です。

  • 子どもでも読める内容にする
  • 漢字にはふりがなをつける
  • イラストでイベント内容がわかるようにする

ターゲットに応じて、次のデザインが考えられます。

  • 若者向け  : デザインにトレンドを取り入れ、SNSでの拡散を促す仕掛けを施す
  • 高齢者向け : 大きな文字と落ち着いた色合いで、必要な情報をシンプルに伝える
  • 特定の趣味 : 専門用語を使用し、共感を呼ぶデザインにする

ターゲットを意識すると、ポスターはイベントへの参加意欲を高めるツールへと進化します。

3.イベントに適したサイズを選択する

イベント用ポスターでよく使用されるサイズは、次の3つです。

  • A1(594mm × 841mm)
  • A2(420mm × 594mm)
  • B2(515mm × 728mm)

屋外に掲示する場合は、遠くからでも見えやすいA1やB2がよく使用されます。
屋内であれば、近くで見る機会も多いため、A2のように少し小さめのサイズが向いています。

駅構内の広告スペースや交通広告は、一般的に指定サイズがあるため注意が必要です。

4.印象的なキャッチコピーにする

イベント用ポスターは、人目を引きつける印象的なキャッチコピーを考えましょう。
キャッチコピーでインパクトを与えればイベントのイメージが相手の印象に残り、
行ってみたいと思わせるのも可能です。

印象的なキャッチコピーにするコツとして
「ターゲットを意識する」「イベントの魅力を伝える」などがあげられます。

  • ターゲットを意識する一例

「働きながら子育てを頑張るお母さん!自分にささやかなご褒美をあげませんか?」
「地域の皆さんと町を盛り上げよう!〇〇町フェスタ」

  • イベントの魅力を伝える一例

「日本のクルマサミット|世界最先端の自動車製造と高度運転自動化の現状」
「令和の子どもも夢中!昭和レトロな駄菓子フェア開催」

イベントのターゲットや魅力をキャッチコピーとして積極的に盛り込み、
訴求力を高めましょう。

イベント用ポスターのレイアウト|基本事項を解説

ポスターのレイアウトは、次の3点が大切です。

  • テーマに合ったフォントを選ぶ
  • 目の動きを考慮したレイアウトにする
  • 全体的にゆったり余白を取る

レイアウト次第で、ポスターの与える印象は変化します。
基本的なポイントを理解し、見る人の心を引きつけるデザインに仕上げましょう。

テーマに合ったフォントを選ぶ

ポスターに使用するフォントに求める要素は、次の2点です。

  • 視認性・可読性に優れている
  • イベントのテーマやコンセプトを表している

視認性とは、遠方からどれくらい見えやすいかという意味です。
ポスターは遠くから目にする場合もあるため、視認性の高さが求められます。

可読性とは、文章がどれくらい読みやすいかを指しています
ポスターは短時間で必要な情報を伝えなければならないため、可読性も重要な要素です。

視認性・可読性に優れているのは、ゴシック体のように太くて均一な線を持つフォントです。

また、フォントには、
デザイン全体の調和を図る効果やイベントのイメージを伝える役割があります。

デザインとの調和を図り、エレガントなイメージを与えたい場合は、
縦横の太さに変化がある明朝体がよいでしょう。
楽しいイメージやポップな印象を伝えたいなら、ユニークなポップ体や手書き風がおすすめです。
和の調和をイメージしたイベントなら、筆文字のような筆書体も魅力的です。

目の動きを考慮したレイアウトにする

人間が文字を読むときの目は、動きが規則的です。
例えば、縦の文章なら右上から左下へN字を描くように読み、
横の文章なら左上から右下へZ字を描くように読みます。

ポスターのデザインも、目の動きに沿ったレイアウトが有効です。
ポスターのレイアウトにN字またはZ字を取り入れると、読みやすさが向上します。

情報をよりスムーズに伝えるためにも、目の動きを考慮したデザインにしましょう。

全体的にゆったり余白を取る

ポスターは紙面全体に情報を詰め込むとデザインに余裕がなくなり、
窮屈な印象を与えてしまいます。

レイアウトは、余白を上手く取り入れて見やすくしましょう。
余白があればデザインにメリハリがつき、読むべきところがわかりやすくなります。

余白の活用も、情報伝達をスムーズにするレイアウトのコツです。

イベント用ポスターをおしゃれにする3つのコツ

イベント用ポスターを魅力的でおしゃれなものにするには、次の3つを意識しましょう。

  1. ターゲットを意識した色をメインにする
  2. 文字の大きさにメリハリをつける
  3. 解像度の高い画像を用意する

ポスターには、目にした方たちに情報を伝える役割があります。
ここで紹介する3つのコツをつかめば、インパクトのあるデザインが制作可能です。
上記のコツをつかんだうえで、インパクトのあるデザインに仕上げるのが理想です。

1.ターゲットを意識した色をメインにする

イベント用ポスターは、ターゲットに合わせた色をメインカラーに使いましょう

暖かいイメージなら、赤やオレンジなどの暖色系が合っています。
クールな印象を与えたいなら、青や水色といった寒色を使うのがよいでしょう。
環境保護イベントのポスターには、森や空、大地のイメージを表す緑・青・茶がよく使用されます。

色を使いすぎると、デザインからメリハリが失われます。
使用する色は、
ベースカラー(7割)・メインカラー(2.5割)・アクセントカラー(0.5割)の3色が理想です。

2.文字の大きさにメリハリをつける

イベント用ポスターは、文字の大きさも意識する必要があります。
イベント名やキャッチコピーのようにアピールポイントになる文字は大きめにして、
遠くからでも読めるようにしましょう。

一方、詳細な内容は小さな文字でも大丈夫です。

文字の大きさの比率を「ジャンプ率」といいます。
大きいサイズと小さいサイズの差が大きいと、ジャンプ率は高くなります。
ジャンプ率が高いと画面にメリハリがつくため、目にした方にインパクトを与えることが可能です。

3.解像度の高い画像を用意する

ポスターに使用する画像は、解像度が高いものを選びましょう。
解像度とは、1cm内に並ぶドットの数を表したものです。

ドットの数が多い(解像度が高い)ほど、画像の鮮明さは向上します。
反対に、解像度が低いと画像がぼやけてしまい、
せっかくの美しいデザインも印象が薄くなってしまいます。

おしゃれで訴求力が高いポスターを作成するためには、解像度に注意が必要です。
パネルプラスでは、原寸サイズで200〜250dpiの画像を推奨しています。

イベント用ポスターをおしゃれにするアイデア3選

ここからはイベント用ポスターをおしゃれで魅力あふれるものにするアイデアを、
3つ選んで紹介します。

  1. 1文字だけ色やフォントの大きさを変える
  2. 写真を全面に配置して目立たせる
  3. 文字を斜めにしてアクティブなイメージを加える

センスのいいポスターは、多くの方々の心を引きつけます。
「参加したい!」と思わせる素敵なポスターを作成するため、ぜひ参考にしてください。

1.1文字だけ色やフォントの大きさを変える

文章の1文字だけ色や大きさを変えると、画面に変化が感じられます。
変えた文字がおしゃれなアクセントとなり、注目を集めます。

「変えた文字に小さなイラストを添える」
「ほかの文字とは違った角度に変える」といった方法もユニークなデザインです。

タイトル・キャッチコピー・スローガンなど大きくアピールしたい文に活用すると、
相手に強い印象を与えるでしょう。

テーマを表す漢字1文字を大きく表示し、トメやハネの1部分だけ色を変えるのも面白い試みです。
文字を「文字」と捉えるのではなく「イラスト」として捉えると、おしゃれな効果が期待できます。

2.写真を全面に配置して目立たせる

写真をポスターの全面に配置すると、スタイリッシュで印象的なポスターに仕上がります。
写真の候補に向いているのは「過去に開催した同じイベントの写真」
「イベントのテーマになる小道具」などです。

例えば「ラーメン」をテーマにしたイベントなら、
ラーメンやお店の写真を大きく表示するとよいでしょう。
町おこしのイベントであれば、
町全体を写した写真や町の名産品の写真を配置するのも方法の一つです。

さまざまなアイデアを検討し、おしゃれで訴求力の高いポスターを作成しましょう。

3.文字を斜めにしてアクティブなイメージを加える

スポーツやゲームのようなアクティブなイベントの場合は、
タイトルやキャッチコピーを敢えて斜めに配置するのもよい方法です。

斜め配置により、ポスターに動的なイメージが加わります。
ポスターから動きが感じられると、見た方の印象にも残りやすくなります。

斜めにする場合の注意点は、ほかの文字や写真とのバランスです。
多用すると、動的効果は薄くなってしまいます。
「ここぞ」と思うところで使用するのが効果的です。

イベント用ポスター印刷時の注意点

イベント用ポスターのデザインが決まれば、あとはプリントアウトするだけです。

自分で印刷してもよいのですが、プロに任せる方法もあります。
印刷会社なら専用の技術を用いた表面加工ができるため、質の高いポスターが制作可能です。

ここでは、イベント用ポスターを印刷会社に任せる場合の注意点を解説します。

  • イベントのイメージや貼付場所に合った用紙を選ぶ
  • 印刷データはCMYKカラーで作成する
  • 納期を意識して早めに発注をかける

印刷時の注意点を知っておくと、よりイメージに近い印刷物の作成が期待できます。

イベントのイメージや掲示場所に合った用紙を選ぶ

印刷会社では、さまざまな用紙が用意されています。
ポスター用の紙は、イベントのイメージやポスターを掲示する場所で選びましょう。

ポスターに向いている紙の例として「コート紙」「マット紙」「光沢紙」があげられます。

コート紙は表面に光沢感がある紙で、インキが鮮やかに表現できるメリットがあります。
マット紙は、表面の光沢を抑えて品のある印象を与えるのが特徴です。
光沢紙は、写真フィルムのような光沢と鮮やかさが表現できる紙で、
写真の色を美しく再現できます。

また、ポスターを屋外に貼る場合は、耐水性のある用紙を選びましょう。
ポスター用で耐水性のある紙の代表は「ユポ(合成紙)」「上質コート紙」などです。
印刷会社によっては、耐水紙も扱っています。

印刷データはCMYKカラーで作成する

ポスター制作の場合、印刷データはCMYKカラーで作成します。

デジタルデータのカラー設定には、CMYKとRGBの2種類あります。
CMYKは紙媒体に印刷する場合に設定するモードで、
RGBはWeb表示する際に設定するモードです。

カラー設定が異なると、出来上がった色がデータと違って見える場合があります。
デザインのイメージをそのまま出力するためにも、印刷データはCMYKを選択しましょう。

納期を意識して早めに発注をかける

印刷物の仕上がりは、印刷会社の納期に沿っています。
前に印刷会社の納期を確認し、スケジュールに余裕をもって発注しましょう。

なぜなら、データに不備があると印刷会社からデータが差し戻され、その分納期が遅れるためです。
差し戻しが発生しても間に合うように、納期に余裕をみておかなくてはなりません。

長期休暇の時期は、納期が通常と異なる場合があるため注意が必要です。

TMF(パネルプラス)で作成できるイベント用ポスター

パネルプラスでは、イベント用ポスターをリーズナブルに、
5営業日前後で作成可能です。※時期により変動有り

表面加工がないタイプ・グロス加工・マット加工から選べるため、質感にもこだわれます。

A1サイズのポスターであれば、1,110円から作成できます。
そのほかにも大小さまざまなサイズに対応可能です。

イベントポスターの制作を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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イベント用ポスターはパネルプラスで作成しよう

イベント用ポスターの作成方法は、自社制作と外部委託の2種類があります。
オリジナルデザインのポスターなら、
自社のこだわりやイベントに対する想いを参加者に伝えやすくなります。

パネルプラスは、オリジナルデザインのイベント用ポスターをリーズナブルに制作可能な印刷会社です。
※デザインの作成はお客様ご自身でお願いいたします。

イベント用ポスターの制作は、パネルプラスにお任せください。
まずは見積りだけでも大丈夫です。

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