こんにちは!
パネルプラス(株式会社TMF)です。
今回は、手作りで顔出しパネルを製作する方法をご紹介いたします。
工夫すれば身近なアイテムだけで作ることができるのでぜひご参考にしてください。
所要目安時間:3分
顔出しパネルに必要な材料は?
まずは、顔出しパネルの材料をご紹介します。
顔出しパネル製作に必要なものはコチラ!
□コピー用紙(紙に直接デザインを描く場合)
紙に直接デザインを描く場合はご用意ください。
デザインをコンビニなどの印刷機でコピーする場合は、コピー用紙を自分で用意しなくても製作することができます。
□スチレンパネル
ホームセンターで購入することができます。
A4サイズ程度の小さなサイズですと、100円ショップでも販売されております。
□自立用スタンド
パネルを自立させるためのスタンドです。
小売店ではあまり取り扱われておらず、WEB検索で『紙脚 スタンド』などと検索していただくと販売サイトにヒットしますので、個人のお客様でも少量から購入することができます。
□カッター
紙やパネルを切り抜く際に使用します。
パネルのカットは力のいる作業のため、なるべくしっかりとした作りのものをご使用ください。
□ものさし
紙やパネルを切り抜く際に使用します。
カット位置がずれないように紙やパネルを抑えるため、大きく重さのあるものがおすすめです。
□テープ
パネルをつなぎ合わせる際に使用します。
透明なテープや、パネルと同じ色のテープを使用すると見栄えがきれいになります。
□のり(糊なしのパネルを使用する場合)
糊なしのパネルと紙を貼り合わせる際に使用します。糊付きのパネルの場合は不要です。
水のりですと、貼り合わせた際に表面がぼこぼこしたり紙にのりがしみ込んで一部変色したりと仕上がりに影響しやすいため、スティックのりやテープのり、スプレーのりがおすすめです。
顔出しパネルの作成手順
つづいて、顔出しパネルの作成手順をご紹介いたします。
今回顔出しパネルを製作したのは弊社の受注スタッフN。
普段は受注業務がメインで製作に携わることは少ないのですが、初めて顔出しパネルの製作にチャレンジしました!
本記事ではわたしのような初心者の方でも簡単に作れる方法をご紹介しますので、ぜひ皆様もチャレンジしてみてください(^^)/
デザインを出力する
まずは顔出しパネルのデザインを出力します。
大きなサイズのパネルを作る場合は、分割して出力します。
家庭用のコピー機やコンビニのコピー機でも出力可能です。
つなぎ合わせ部分をカットする
デザインのつなぎ合わせ部分をカットします。
つなぎ合わせ部分のデザインがズレやすいので慎重にカットしましょう。
紙をパネルに貼りつける
パネルの剝離紙をはがし、パネルに紙を貼りつけます。
デザインがつながるように注意して紙を貼り付けましょう。
紙を貼り付ける際は薄いハンカチなどの布を使って抑えながら貼りつけると、空気が入らず綺麗な仕上がりになります。
パネルの個体差により、パネルのつなぎ合わせ部分に若干隙間ができる場合がありますので、貼り付ける前にパネル同士が隙間なくつなぎ合わせられるかチェックしておくとよいです。
ほとんどズレなく貼りつけられました✨
パネルをつなぎ合わせる
パネル同士をつなぎ合わせて、1枚の大きなパネルにします。
表面のデザインがズレないよう、つなぎ合わせ位置を決めた後に表面をマスキングテープで仮止めすると簡単です。
位置を決めた後に、パネルをひっくり返してつなぎ合わせ部分をテープで固定します。
パネルをカットする
いよいよパネルをカットします。
カットしたい輪郭に合わせてカッターで切り抜いていきます。
今回はデザイン作成時にカット線をつけていますが、カット線を薄く手描きしてからカットしても大丈夫です◎
直線部分はものさしでカット線を抑えながらカッターを通すと綺麗にカットできます。
曲線部分はものさしが使用できないので、慎重にカッターを通して、カット線がずれないように気を付けましょう。
パネルが柔らかいため、切る際に力を入れすぎると断面が潰れてしまいますので、カッターを3回ほど通して徐々にパネルを切り抜くのがおすすめです。
いびつな箇所もありますが、カット出来ました…!(^O^)
パネル製作には不慣れでしたが、何とか形にできてよかったです!
スタンドを取り付ける
パネルの裏面にスタンドを貼りつけます。
パネルをつなぎ合わせている場合は、スタンドの高さがつなぎ合わせ部分を超えるようにしてください。
スタンドの高さが、つなぎ合わせ部分より低い場合、パネルの上部が固定されず自立しなくなってしまいます。
これで顔出しパネルの完成です✨
つづいて、実際に手作りしてみて感じたメリットとデメリットをご紹介します。
手作りのメリット・デメリット
パネルを手作りするメリットは『安く作れる』という点にあります。
材料は100円ショップやホームセンターで安く揃えられますので、手作りするとなると必要なのは材料費のみ!!
予算に限りがある場合、手作りすることで費用をかなり抑えられるので、金額面で大きなメリットを感じました。
その一方で、パネルの手作りにはデメリットも。
◆デザイン面の仕上がり
パネルのサイズが大きくなると、紙やパネルのつなぎ合わせ部分も多くなります。
つなぎ合わせ部分が多くなるにつれてつなぎ目の線が増えてしまったり、デザインがずれやすくなってしまったりと、綺麗な見栄えを保つのが大変になります。
◆パネルのカットが難しい
今回一番苦戦したのがパネルのカットでした。
特に曲線部分のカットは、断面が潰れてしまったり、ボロボロになってしまったりして、とても綺麗といえるクォリティにはなりませんでした…。涙
曲線部分を綺麗にカットするにはかなり練習が必要だなといった印象を受けました。
◆時間がかかる
パネル製作には細かな調整や地道な作業が必要で、とても時間がかかってしまいました。
今回はA3サイズ(幅297×高さ420)程度の小さな顔出しパネルを製作したのですが、このサイズの顔出しパネルを1枚作るのに約2時間ほどかかりました。
大人が顔を出せるサイズ(幅900×高さ1800程度)の顔出しパネルを作るとなると、大きなパネルを安全に作れるスペースを確保したり、デザインがずれないように何か所も調整したり、パネルをたくさんつなぎ合わせたり、カット線がとても長かったりと、途方もない時間がかかってしまいそうだと感じました…。
◆ゴミがでる
パネルの不要な部分をカットすると、当然ゴミが出てしまいます。
今回は小さなサイズのためゴミも少なく済みましたが、大きな顔出しパネルを作ると沢山ゴミが出てしまい処理が大変だと感じました。
顔出しパネルを安く&綺麗に製作するには?
先ほどはパネルを手作りすることのメリット・デメリットをご紹介しました。
手作りだと安く作れるが、手間がかかる上にクォリティ面で不安が残るというのが正直なところ。
できれば安く&綺麗にパネルを作れたら嬉しいですよね…!
そんな時は、パネルプラスにお任せください!
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たしかに手作りよりは費用がかかりますが、お値段以上の価値を感じていただけるかと思います!
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