【よくわかる】PP加工とは?PP加工の種類と選ぶときのポイント

こんにちは!

パネルプラス(株式会社TMF)です。

「長持ちするポスターを作りたい!」

「高級感のあるパネルを飾りたいな」

「撮影用の背景パネルを置きたい」

・・・そんな時には、  PP加工  がおすすめです!

今回は、PP加工の種類や特徴についてご紹介いたします。

使用シーンによっておすすめの加工方法が異なりますので、ぜひご参考にしてください。

PP加工の種類と特徴

PP加工とは

PP加工とは、出力物の表面にPPフィルムを熱で圧着する加工のことです。

PP加工をすることで出力物の強度を高め、色調を鮮やかにすることができます。

そのため、パネルやポスターを長期使用したり、長期保管する際におすすめの加工です。

弊社では、グロスPP加工(ツヤあり)とマットPP加工(ツヤなし)の2種類を扱っています。

グロスPP加工とは

光沢のあるツルツルとしたコーティングのPP加工を「グロスPP加工」と呼びます。

グロスは「ツヤ」という意味で、名前の通り表面がツヤのある仕上がりになるのが特徴です。

また、後述のマットPP加工に比べてお安く加工することができます。

写真左:グロスPP加工 写真右:PP加工なし

明るく華やかな印象になりますので、販促物を下記のような用途で使用する際にはグロスPP加工がおすすめです♪

  • スーパーや家電量販店など、目立つPOPで商品をアピールしたい時
  • フルーツやお肉など、商品の新鮮さをアピールしたい時
  • 日用品や雑貨・おもちゃなど、親しみやすさ・カジュアルさをアピールしたい時

マットPP加工とは

光沢を抑えたサラサラとしたコーティングのPP加工を「マットPP加工」と呼びます。

マットは「ツヤ消し」という意味で、落ち着いた高級感のある仕上がりが特徴です。

写真左:グロスPP加工 写真右:マットPP加工

マットな質感で落ち着きのある上品な雰囲気になりますので、販促物を下記のような用途で使用する際にはマットPPがおすすめです♪

  • ジュエリー、ワインなど高級感をアピールしたい時
  • あたたかみのある雰囲気をアピールしたい時
  • 天井から吊り下げるタイプの案内看板
  • 顔出しパネルや背景パネルなど、写真撮影を想定したパネル(照明の反射を防ぎます!)

PP加工のメリット

冒頭で紹介したものに加えて、PP加工にはたくさんのメリットがあります!

ここではPP加工をするメリットを3つご紹介いたします。

傷や汚れから守る

紙にPP加工を施すと、摩擦による傷や汚れが付きにくく破れにも強くなります。

そのため、販促物を下記のような用途で使用される場合はPP加工がおすすめです!

  • 長期使用・長期保管したい場合
  • 人通りの多い場所での掲示
  • 飲食店などの汚れやすい場所での掲示

また、PP加工なしのものと比べて少しだけ耐水性がアップします。

※少しの水はねであれば耐えられるほどの耐水性のため、完全防水ではありません

多量の水がかかると、紙とPPフィルムの間から浸水しインクがにじんでしまう恐れあり。

発色が濃くなる

PP加工を施すことで、発色がはっきりとして見えます。

PP加工なしのものと比べて、より色鮮やかな仕上がりになります!

写真左:PP加工なし 写真右:グロスPP加工

発色が変わってしまうのは嫌だ…色味にはこだわりたい!といった方もご安心ください。

ご希望の方には、イメージ通りの仕上がりになるよう色校正をして色味の調整をしております。

色校正については下記よりご確認いただけます!

色移りを防げる

PP加工なしでは、紙についたインクが接触した箇所に色移りしてしまうことがあります。

インクの色が濃くなるほど色移りしやすくなるため、掲示・保管の際には注意が必要です。

PP加工を施すと、インクが直接ほかの箇所に触れることがないため、色移りせず安心

また、インクの剥がれも防止できるため、長期間綺麗な状態でご使用いただけます。

PP加工のデメリット

PP加工をすることによって耐久性が上がったり、綺麗な仕上がりになるというメリットがある一方で、デメリットもいくつかございます。

つづいて、PP加工をすることによるデメリットを3つご紹介します。

用紙が反る

紙の片面のみにPP加工をしたり、薄い紙にPP加工をすると紙が反ってしまう場合がございます。

これは湿度の影響や、PPフィルムによって紙が引っ張られることによるものです。

弊社では反り防止のため、ポスター製作の際には両面にPP加工を施しておりますのでご安心くださいませ◎

薄い用紙には加工できない

薄い紙にPP加工を施すと、紙にシワがよってしまうことが多く、製作が難しいのです…。

そのため、紙の種類によってはPP加工が出来かねる場合がございます。

PP加工なしに比べて高い

紙の費用に加えてPPフィルムの費用がかかるため、PP加工なしのものに比べてお高くなります。

同サイズではPP加工なしが最も安く、マットPP加工が最も高価です。

そのため、使用シーンや使用期間、ご予算に合わせて仕様をお選びいただければと思います。

具体的な価格は下記の参考価格をご覧ください。

◆価格イメージ
PP加工なし<グロスPP加工<マットPP加工 

参考価格

それでは、PP加工なし/グロスPP加工/マットPP加工の3パターンで価格を比較してみましょう。

各商品の紹介ページに、より詳しく価格を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

下記の価格表はすべて1枚からのお値段となっております!

◆ポスター(税込)

サイズPP加工なしグロスPP加工マットPP加工
A3¥600~¥680~¥1,130~
A1¥1,110~¥1,260~¥1,930~
600×1200¥1,570~¥1,760~¥2,990~
900×1800¥2,770~¥3,210~¥4,780~
商品について詳しくはこちら

◆片面パネル(税込)

サイズPP加工なしグロスPP加工マットPP加工
A3¥1,220~¥1,290~¥1,740~
A1¥2,740~¥2,890~¥3,560~
600×1200¥4,000~¥4,200~¥5,420~
900×1800¥7,550~¥7,990~¥9,560~
商品について詳しくはこちら

弊社は小ロットのパネル・ポスターの製作を得意としておりますので、ご覧いただいたように価格の安さにも自信があります!

このほかのサイズももちろん製作可能ですので、より詳細なお見積りをご希望の方は下記よりお見積をご依頼くださいませ!

↓↓参考お見積りのみでもOKです!↓↓

さいごに

PP加工について理解が深まりましたでしょうか?

PP加工は紙の耐久性を上げるだけでなく、グロスとマットを使い分けることで、より商品のイメージを伝えることができます。

商品イメージにあったPP加工を施した販促物で、 お客様の購買意欲もUP するかも!?

パネルやポスター・POPなどの販促物製作の際には、ぜひPP加工をご検討ください!

「用途にあった仕様を教えてほしい」

「予算に収まるように製作ツール・仕様を決めたい」etc...

製作に関するお悩みやご質問など、お気軽にご相談くださいませ!

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております♪

 

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